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風俗とドラッグ 

女に気付かれないようにジュースなどにドラッグ(薬物)を混ぜて、それを飲ませて淫乱に、あるいは人事不肖にさせて、いやらしいことをしてやろうという発想が世の中の一部にあります。

本当にそんなことができるのでしょうか。

性的快感を増大させるドラッグは、確かにあります。
そういったものを摂取してセックス及びそれに準ずる行為、または自慰行為を行うと、男女ともに強烈な快感に襲われます。
現在では麻薬指定され規制対象となった5-MeO-DIPT(通称ゴメオ)などが有名ですね。
化学合成したドラッグをケミカル、天然のものをナチュラル、と言ったりします。
例えば覚せい剤やMDMAはケミカルで、マリファナはナチュラルです。

出張系の風俗店で、やってきた女の子に冒頭のようなよからぬことを企てる客が、稀にいます。

実際にやると、どうなるのか。

まず、ジュースに混ぜることができるのでしょうか。
ドラッグは粉末が多いので、物理的にジュースに混ぜることは出来ます。
しかし味に関しては、無味無臭のものから悶絶するほど不味いものまであります。不味いものを混ぜた場合は一口飲んだだけでばれます。
私は以前、5-MeO-DIPTが合法だった頃に、悪い友人の勧めで経口摂取したことがあります。死ぬほど不味かった。あれは無理だ。

無味無臭のものの場合は、直後はばれません。
ドラッグは粘膜、胃で吸収されて血液中に入り込み、やがて脳に到達します。
種類にもよりますが、30分~1時間位で効き始めます。
ちなみに膣内や直腸から摂取させるともっと早く効果が出ますが、手間がかかります。

合法、非合法に関わらず、こういった性的な遊びに使われるドラッグは皮膚感覚だけではなく、精神にも作用します。
大抵の場合、感情がものすごく大げさになります。
そして見えるもの、聞こえるものはいつもと違うように感じます。
不意打ちで予備知識もなく、まして未経験だったりしたら、間違いなくパニックになります。
副作用で気持ち悪くなり吐き気をもよおし、数時間吐き続ける。
自分の状態に大変な恐怖心を抱き、おびえ苦しみずっと動かなくなってしまう。
あらゆる大きな感情が瞬時に駆け巡り、激しく混乱する。
大声で助けを求める。
色々ありますが、どうやら楽しい雰囲気にはならないようです。
救急車を呼ぶ羽目になるか、逃げ出してしまおうか、といったところになります。

自分でもやったことのある人間なら、どういうことになるか位はわかる筈なんだが、こういうことをやろうとする奴がいる。
失敗するに決まっています。
というか、犯罪です。
慰謝料を要求され、警察や暴力団の登場です。

実際によくある話は、薬の分量をわずかにして摂取させた、というものです。
この手の場合は、覚せい剤が多いようですね。大抵、女の子は気持ち悪くなってしまうだけです。
昔、私が渋谷のDC(業種)で電話番の仕事をしていた時、何度かありました。
例えば、そのうちひとりの女の子は「目が回ってる~」と言いながら帰ってきて、事務所でぐったりとして動かなくなってしまいました。どうやら覚せい剤を飲み物に混ぜられたらしい。
仕事はどうだったのかと聞くと、気持ちが悪くなったせいで全然ちゃんとできなかった、という。
覚せい剤はセックス、特に女性に対して驚くべき効果がある、というのは相性や気持ちの準備など、環境が整っている場合の話です。
その客はその後、然るべきことになりました。

思うようには、ならないのです。




やはり出張系で多い出来事ですが、客がドラッグを摂取して遊ぶ、という話もあります。
これは前述の話よりも多いです。
風俗店では薬物をやっている客は断る旨を店頭やホームページで明示していますが、お客を見ただけではわかりにくいのが現状です。

ドラッグをやると、一部の種類を除いて基本的に勃ちにくくなります。
また勃っても射精しない。
しかし、いじられたり舐められたりしているだけで、びっくりするほど気持ちいい。
勃たせる必要のある時は、コンドームなどのゴム状のもので、陰茎の根元を縛って勃起状態を持続させる。
そしてその言動は、落ち着きがなかったり、話がとんでもなかったりで、やはり少し様子がおかしいのです。

これでは女の子が大変です。
何をやっても、勃たない。
勃ったとしても、射精しない。
目つきが、おかしい。
言ってることが、おかしい。
髪型が、おかしい(これは関係ない)。

プレイ中、不安でしょうね、こんな客じゃ。
“何…この人…”

やはりこれも覚せい剤が多いようです。
覚せい剤の常習者、中毒者は危険なことをする時があります。万能感に支配されて何でも上手くできると思っているので、性欲にまかせて拉致・監禁に近いことや、レイプ的なことを平気でします。また強力なストーカーになったりもします。
嫌ですねえ。

また、これも渋谷のころ、マジックマッシュルーム(当時は合法)を食べたあと女の子をホテルに呼んだお客がいました。
女の子が到着する少し前辺りから効き始めたようです。
どうやらこの手のものについて初心者、さらに食べる量を間違えてしまったかも知れないその30代サラリーマン風のそのお客は、錯乱状態に陥っていました。
「幻覚キノコ」ともいわれるこのキノコは、文字通り幻視や幻聴を引き起こします。食いすぎると突発的な自殺を誘発することもあります。ちなみに性的快感は得られにくい種類のドラッグで、その辺りも彼はよくわかっていなかったようです。
緊張と弛緩と恐怖と笑いと羞恥が、頭の中にめまぐるしく訪れていたであろう彼は、あろうことか女の子に、「遊ぶのはとても無理なので、妻に連絡をして迎えに来るように言って欲しい」と言って自分の携帯電話を渡しました。
自分で電話すればいいのに、この辺り既に混乱しています。
結局店も巻き込み、ちゃんと奥さんも迎えにきて(情けないねえ)、お金も払い、無事落着しました。
あの後、あの夫婦どうなっちゃったんでしょうか。

自分でコントロールできる自信があるのならいいじゃないか、という意見もありますが、やはりだめだと思います。自分でコントロールできるという自信は、ドラッグの効果により自信過剰の最たるものとなります。
非日常の世界では何が起こるかわかりません。服を着ずにそこら辺を歩いてしまったりなど、よく聞きます。あとは、思いがけず凶暴になったり、必要以上にナーバスになったり、とにかくおかしい人だと思われます。
比較的、慣れているはずの人でもそうなります。
というか慣れている人は止められない中毒者に近い、あるいはもう中毒になっているので、むしろ、そうなります。
慣れていようが慣れていまいが、だめなのです。




風俗嬢がドラッグ常習者の場合もあります。

これもやはり覚せい剤が多いですね。
覚せい剤がきっかけで風俗の仕事をすることになった女の子というのも、多い。

静脈注射するイメージがありますが、熱して気化したものを吸引するなど、ライト感覚(死語だな)で摂取できる方法もあり、かつての暗いイメージがなくなってきて近年では10代の人たちも興味を持ちやすくなっています。
覚せい剤は中枢神経に作用する興奮剤で、その摂取によりとても幸せな気持ちになり、とても元気になり、疲れ知らずになります。超人と言っていいでしょう。
食欲がなくなり、食べなくても平気になります。常習するとどんどん痩せていきます。

さらに、恐ろしいほどセックスが気持ちよくなります。
日常で感じることのできるあらゆる気持ちよさと比べても、比較にならない強い快感です。
特に女性は、ちょっと触られただけで電流が走ったような快感に襲われ、さらに腰の動きが自分では止められなくなります。

その報いは、薬が抜けていく時の、実につらい状態です。
一気に来る恐ろしい疲労とひどい苛々感は幸せと元気の先取りの結果です。
それが嫌でまた、シャブを打つ(若い世代はSをキメる、とか言うね)。
その繰り返しで常習者になり、やがて依存症・中毒になります。
このドラッグは止めることが非常に困難です。
好奇心で一回きりのつもりが、このようなことになる場合も多くあります。

風俗嬢になれば金がすぐに手に入るし、いい加減なペースでも仕事ができやすい。だからこの仕事を選ぶ。
薬をやっていれば仕事自体にも抵抗はない。薬も風俗も止められない。
例えば、女をシャブ漬けにして風俗で働かせよう、というよく聞く発想はこういったことから始まります。

依存症の行き着く先は、ぼろぼろになった肉体と、やけに現実感のある幻覚および妄想による発狂です。
ここまでになると、これは薬を止めても死ぬまでつきまといます。
そして、殺人、傷害、自殺の呼び水になります。

私が知人の紹介で知り合った北海道出身のその女の子は、笑うとかわいい音楽好きの素直な子でした。
ある日、つきあっていた男に覚せい剤を仕込まれ、依存症になりました。
彼女の場合は始めからファッションヘルスで働いていましたが、だんだん出勤も少なくなり、周囲がおかしいなと思い始めた頃には、もう立派なシャブ中になっていました。私も全然連絡を取らず、電話に出ないようにしていました。こういう時は説得して止めさせてやろうなどと意気込むのは逆効果です。何もしてやらないほうが本人のためなのです。
部屋の中が小さな昆虫で溢たあとは、周りの人間全員が自分の命を狙っていると信じ込んでいました。
やがて男に逃げられ、友人を失い、親の“たれこみ”により(尾崎豊もそうだったね)逮捕されました。
そして執行猶予中すぐまた覚せい剤に手を出して再逮捕され、女子刑務所に服役していましたが、その後出所したと久しぶりに電話がきました。
もう薬やってないだろうなって聞くと、やってないよ、と言う。おかげで太ったと笑った。身長160cmで38kgまで落ちていた体重が今は60kg以上あるのでどこの店でも面接に受からないよ、と言うのでそうだね、って私も話を合わせた。しかし本当は、面接に受からないのは太ったせいなんかじゃないことは彼女が一番良く知っている。恐ろしい幻覚と妄想のなかで敵と戦った時に、ひとりで包丁を振り回した結果、鼻が少しそげてしまっているのです。
電話を切ったのは、夏の明け方。
最後に、歌舞伎町に女の人でも泊まれるサウナがあるって聞いたことがあって、そこに行きたいんだけど、みやさん場所知ってる?と聞いてきました。
それからまた音沙汰がありません。

無事を、祈る。


※人物の特定を避けるため情報を一部変更してあります。
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